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beta post long narrow belt

21AW 商品紹介 -beta post-

Itheに関してのブログは、あと3回で完結予定でしたが、

手違いで一気にアップしようとした原稿を3つとも全部消してしまった為、

続きは店主のモチベーションの復活を待つこととなりました。

然るべき時にアップいたします。

 

今回からは、商品自体に焦点を当てたブログを少しずつアップいたします。

 

一発目は今季21AWシーズンよりお取扱いをはじめる、

beta post 

の定番アイテムである、

long narrow belt

 

その名の通りオリジナルバックルがついた牛革製の細く長いベルトです。

 

私自身、大学生の頃に購入したコムデギャルソンシャツのロングベルトを本当に長いこと愛用していました。

ヌバック素材の帯の縁取りに蛍光グリーンの塗料が付いた、中々パンチの効いたデザイン。

気付けば縁取りの塗料も剥がれ、ぼろぼろになりながらも凄く愛着があり、20年近く使ったのに今も捨てれずにいます。

そろそろ別のロングベルトが欲しい、何か少し普通でないデザインが入りながらも、

大人っぽいものが欲しいな、と思っていた昨年、このベルトを見つけました。

 

そうして見つけたこのベルトは、シンプルだけれど違和感を感じる、すこし不穏な空気を纏っています。

その違和感の正体は、ベルトの帯には通常あるはずの穴が無く、バックルには穴に通すはずのピンが無いのです。

さらには通常のベルトのバックルは片側の端に付いていますが、

これはバックルの端から少しレザーがはみ出ているデザインなのも、その違和感をより際立たせています。

特殊な形状のバックルについたプレートが梃子の原理でベルトを固定する仕組みで、ピンを必要とせず、それにより細かなサイズを調整することが可能です。

 

潔いサイズフリーの長さは十二分に長い約150センチ。

長く設定された帯はパンツのフロントで垂らすのにも最適で、スタイルのアクセントになります。

また帯の幅が2センチと狭いことで革が柔らかくしなり、折り曲げた部分が過剰にフロントに突き出ることなく、垂らしやすくなっています。

長さと特殊バックルによってサイズの制限が無くなり、全ての人が着用できるベルトとなります。

また、お好みの長さにカットしてしまうのもあり、とデザイナー談。

 

既存の仕様を独自のパーツの採用にて刷新し、実験的に次の価値観を創り出す。

beta postのコンセプトを体現した、ブランドの真骨頂とも言えるベルトです。

 

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