前職場は世間では色々と言われる事がある会社では有ったが良い職場だったと思います。
分かりやすく純粋に実力主義であり学歴人種性別関係なく、やる気を買ってくれました。
やる気があるものにはチャレンジするチャンスが与えられるし、大きな事を任せてくれるし、責任も与えてくれます。
新卒入社と叩き上げ社員の垣根はやや感じるものの、能力があれば本当に誰でもドンドンとランクが上がっていきます。
昇格基準も明確で個々の業務に細かいマニュアルとチェックシートがあり、該当する業務が達成水準に至ればシートに○が付きます。
一定以上○が増えるとマニュアルテストと面接試験があり、受かれば昇格するという流れです。
この昇格への評価方法に例外はなく、いくら上司から期待をされていようとも、マニュアルテストで足切りラインを越えなければ、実務がどんなにできようとも、昇格は出来ませんでした。
実際にテストが苦手で何回も受験している人もいました。
給与や賞与も単純にランクやチェックシートの点数が高ければ高いほど多く貰えます。
ここまで長々と書いて言いたいことは本当に平等な評価がされる会社であるということです。
新卒で入った某百貨店では人気部署の部長に飲みの席を何度もセッティングした同僚が引き抜かれていきました。
世渡り上手、コミュニケーション能力というか、そういう事がある種の能力として評価されるのも分かるし、一般的なのかもしれないともおもいます。
お客様にそういうことをする必要があるケースもあるでしょう。
しかし、理屈では分かっているはずなのだが、釈然としませんでした。
もちろん、自分がそういったことをするのが苦手というのもあると思うし、
前職場では他から黒く見えようが、そういう事から解放された清々しさがありました。
続く