取扱いブランド(DIGAWEL、S.F.C、TAITAI、UNFIL、UN/UNBIENT)を
どういう経緯で取扱うに至ったか、自分の経歴や服への思いも交えて、
これから何回かに分けて書いていきます。
中学生くらいの時から、恐らく普通の人よりは多くの服に対する一定の情熱がありました。
しかし、服にかかわる仕事をするかどうかは、大学時代まで正直決めていませんでした。
自分のセレクトのお店を開くということも、常に心の片隅には有った筈ですが、
決定的、具体的になったのはようやくここ2年くらいの話です。
その為、直近の10年はファストファッションのSPA企業で働いていました。
SPAとは製造小売業のこと。つまりはセレクトショップではなく、
簡単に言えば、自社の工場で作ったものを卸はせず自社のお店で販売する会社です。
(今やセレクトショップも自社ブランドばかり売っている、という話は置いておいて。)
10年やったので、こと商売に関しては一定の知識はついていました。
しかしながら、SPAには他社ブランドをセレクトするという概念がないため、
商品の仕入れに関しては正直、ほぼ無知な状態でした。
10年以上前に地元のセレクトショップで1年弱アルバイトしていた程度の経験で、オーダーも僅かなスポットアイテムしかしたことがなかったです。
つまり、まともな仕入れ、買い付けはしたことがなかったのです。
勿論展示会なるものは、耳にはするが一度も行ったことがなかったです。
ブランドやショールームとのコネが全くない状態。どうするか悩みました、、、
続く